Case
環境に優しい養殖をめざしています
地域独自の不要作物・不要有機物を利用したオリジナル配合飼料「エコフィード」を作出する取り組みを行なっています。
琵琶湖の環境問題となっている外来種水草「オオハナミズキンバイ」や「葦」などを飼料の植物繊維室として活用することで食味向上や機能性の高い地域名産品としての産出が可能となります。
また、アクアステージの水質管理システムは、株式会社ウィルステージによる最新のバイオテクノロジーを活用した環境に優しいシステムとなっております。
このシステムは皇居や世界遺産のお堀の水の浄化にも利用されており、多方面で効果が認められております。
ASC養殖場認証を取得予定です。
ASC養殖場認証とは、ASC(Aquaculture Stewardship Council: 水産養殖管理協議会)による、環境に負担をかけず地域社会に配慮して操業している養殖業に対する国際的な認証制度のことです。
この規格の認証には自然を破壊しない環境負荷が少ない飼育環境であるかという点が重要になっています。
アクアステージの養殖技術は、海での養殖のように沿岸部の自然破壊や近隣の漁場への影響がないため、自然に優しい養殖技術を実現することが可能です。
完全閉鎖型陸上養殖による
毒無しトラフグの育成にチャレンジします
よくあるご質問
Q.海での養殖とどう違うの?
アクアステージの養殖システムなら、毒のないフグを育てることが可能です。
また、海上の生簀で養殖を行なった場合、赤潮や環境汚染などの影響によりたくさんのフグが死んでしまうことがあります。
そのような自然による外的要因のリスクを抑えることができ、常に魚の健康を保つきれいな水で育てることができます。
Q.どうしてフグは毒があるの?
フグは海中にいる小さな貝やヒトデ、藻類などを食べながら成長します。
それらのエサなどの中から毒の成分を取り出し、体の中に蓄えたものがフグの毒です。
フグの毒は猛毒で青酸カリの1000倍の毒性となっており、自然界の毒では最強と言われています。
そのため、フグの輸入や販売を禁止している国も多くあります。
今後毒のないフグを生産することで、日本ブランドの安心・安全な食品輸出を促進することが期待されています。